自炊忘備録

備忘録と忘備録、どちらが正しいのだろうか。

 

ささみで作った親子丼は非常に上手くできた。

母上直伝のカツ丼のノウハウをそのまま流用したので簡単だった。

しかも味が濃いので、美味しく感じるのだろう。

メントゥーユーと卵の相性は抜群である。

デコトラとサブちゃんぐらい抜群。

 

昨日作った和風パスタもバチボコだった。

冷凍食品で非常に美味しいほうれん草とベーコンのパスタがあるが、あれを目指した。

フルマラソンで言えば、38km地点でリタイアしたぐらいの再現度だったが、かなり上出来だった。

ベーコンがあったが、もも肉を買ってしまったので、細長く大きめに切って、ささみ風とした。

もも肉風ささみの逆を行く、ささみ風もも肉である。

ただ、味付けに手間取り長く炒めたせいで汁気が飛び、パサつきがでた。

 

流行りの炊飯器煮物であるが、非常にラクであった。

基本鶏肉と大根、メントゥーユー、酒、醤油、塩である。

野菜が少ないと非常に味が濃くなる。

煮上がった後を予測して味付けは難しい。

追いお湯で味を調節するしかないが、負けた気になる。

 

ネットでみた、炊飯プラス煮物のやつもやった。

たけのこご飯は、味が薄くなってしまった。

ひじきの煮物ご飯も、味が薄くなってしまった。

しかし、濃いめで作るのは怖い。

薄くても塩や海苔でごまかせるが、濃い炊きあがりライスはごまかせない。

まあ薄いほうが減塩で良いのでしょうか、という意見もある。

しかし、薄すぎる味付けは、冷めたご飯並みに興ざめな部分もある。

味付けは奥深みが深い。

ディープandディープだ。

 

カルボナーラ、失敗した。

パスタ系の作り方は、麺を茹でておくパターンと、一緒に煮込むパターンがある。

後者を採用したが、煮込み(ゆでる)時間がや煮汁が少なく、最悪だった。

しかも牛乳ベースの煮汁なので、吹き出すと大惨事である。

フライパンが泡吹いたカニじゃ。

これ以降、パスタは別茹でして、ソースを作ったフライパンに投入方式にした。

 

パエリア、失敗した。

正直、フライパンでは均一に火が通らないと思う(当社比)。

パスタしかり、米しかり。

いきなりパエリアに挑戦したのが無謀だったとの意見もある。

素直にシーフードカレーにすればよかった。

香りや見た目はまあまあ良かった。

しかし、ほぼ生米の部分、ピスタチオの皮ぐらい硬めな部分、ガムぐらい柔らかい部分と、様々だった。

ライスのサラダボウルである。

どうしても生米からやりたいなら、大フライパンをIHでやるのがオススメだよ。

 

カレーライス、失敗した。

早い話、水分が多かった。

片栗粉を投入すれば良かったが、見送ったのが誤りだった。

スープカレー風になると思ったが、現実は焦げ茶ベチャベチャ米だった。

インドの刑務所で出る料理だった。知らんけど。

初手からチキンカレーというのもトリッキーだった。

素直に豚で行けばよかった。

ちなみに関西では牛肉が主流らしい。

というか基本牛肉らしい。ここ数年で一番のカルチャーショックだった。

結構関西方面遠征してた割に、全然気づかなかった。

エスカレーターが逆とかどうでもいいから、こういうの発信して欲しい。

 

パンケーキ、非常に成功した。

というか、何もしていない。

市販のHM(ホットケーキミックス)←プロはこう略すらしい

に牛乳と卵を混ぜて炊飯器にぶち込んで炊飯、以上。

一回炊き上がっただけでは半生だったので、再度炊飯。

これでちょうどいいあんばいに焼けた。

焼き上がりは筆者のインスタグラムを参照して欲しい。

ただ、2人で食べるにしても若干量が多かった。

チョコを混ぜたり、バナナをしきつめるパターンもあるらしい。

パンケーキは奥深い。

ディープパンケーキである。

 

 

炊飯器で米以外を調理するのは非常にラクだし、ガス大節約になるし、待ってるだけで火加減の調節もいらないのだが、同時に米を炊飯できないという致命的な弱点がある。

 

そこで私は炊飯器2台体制を推奨したいのだが、その前にまず電子レンジが欲しいと思うのだった。